スクラッチプログラミングでなにをしたらよいのか?

Scratch
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スクラッチ(Scratch)というプログラミング用ソフトでは、いろいろなことができます。しかし、いろいろなことができるので、実際になにからはじめてみたらよいのか?と思う人もいるのではないでしょうか。

ここでは、スクラッチをはじめて使う人向けになにからはじめたらよいのかについて、まとめました。

目的を定めよう

スクラッチプログラミングをはじめる際、まずは何がしたいのかを決めましょう。たとえば、アニメーションが作りたい。ゲームが作りたい。教育用のツールを作りたい。などです。

Scratchを使う目的はさまざまあると思いますが、趣味でプログラミングをやってみたい人はゲームやアニメーション目的の人が多いでしょうか。日本でも2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されるため、今後は日本でも教育用に家庭等で使用する人も多くなるのではないでしょうか。

すぐに思いつかないという方は、チュートリアルから探してみましょう。「アイデア」というメニューのページを開くと様々なチュートリアルが掲載されています。まずは、ここからはじめてみてはいかがでしょうか。

Scratch - Ideas
Scratch is a free programming language and online community where you can create your own interactive stories, games, an...

目的を達成するために何が必要か確認しよう

目的は決まりましたか?では、その目的を達成するために何が必要か調べましょう。

前にも述べましたが、スクラッチではチュートリアルが充実しています。自分が作りたいものがきまったら、まずはチュートリアルで同じようなことをしているものを参照してみてください。チュートリアルは、オンライン、オフラインのどちらでも確認することができます。

中央に表示されているのが、チュートリアルの画面です。

オンラインの場合のチュートリアルは、動画になっています。オフラインの場合は、スライド形式です。ただし、2020年4月(ver3.9.0)のオフライン版のスライドの画像は英語でした。もしわかりにくい場合は、オンライン版で確認するか、言語をEnglishにした上でチュートリアルを確認し、その後日本語になおしてみるといいかと思います。

チュートリアルは、どれも分かりやすく説明されていますので、お子さんでも比較的簡単に作成することができます。

余談ですが、地球マーク?で言語の変更ができます。日本語は、「日本語」と「にほんご」の2種類存在しています。ひらがなの「にほんご」を選択するとブロックの文字がすべてひらがなになります。小学校低学年でまだ漢字の学習前の方でスクラッチを利用してみようと思っている方は、「にほんご」を選択するとお子さんひとりでも利用できるのではないでしょうか。

まとめ

Scratchの公式サイトを見てみるとわかりますが、オンラインでファイルを共有している方は、外国の方がほとんどです。日本では、2020年現在まだまだオンラインで学習する習慣が乏しいことが原因でしょうか。日本の教育機関では、セキュリティ云々とか費用の問題とかもいろいろあり、オンライン学習の普及がいまいち進まないところもあるのかもしれませんが。

スクラッチでは、日本語でプログラムを作成することが多いですが、実際に仕事で使用するプログラムでは、英語で記述するものがほとんどです。この機会に、簡単な英語に触れてみるのもよいかもしれません。

最初は、お子さん1人では難しいかもしれませんが、一回コツをつかむといろいろなアイデアが浮かぶと思います。プログラミングを楽しんでみてください。

※Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。

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