くりっく株365とCFDの違いは?

CFD
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単純にCFDと聞くと、みなさんはどのCFDを思い浮かべるでしょうか?

SBI証券や岡三証券等で取引できるCFD(くりっく株365)でしょうか?それともGMOやIG証券で取引できるCFDでしょうか?どちらもCFD(差金決済取引)ですが、少し仕組みが異なります。

この記事では、くりっく株365とそれ以外のCFDについて違いをまとめています。

※くりっく株365は2020年度後半を目処に現在の売却期限のない商品が上場廃止となる予定です。代わりに売却期限のある商品が上場される予定ですが、これからくりっく株365を始めようかなと考えている方はご注意ください。

取引銘柄の違い

まず大きな違いとして、取扱い銘柄の違いがあります。

1.くりっく株365の取引銘柄

日経225
NYダウ
DAX
FTSE100

くりっく株365では、上の4つの銘柄のみ取引可能です。シンプルで分かりやすいですね。

2.CFDの取引銘柄

CFDは、証券会社によって取引可能な銘柄が異なります。ここでは、CFDで有名なGMOクリック証券の取引銘柄を例にみてみます。サクソバンクやIG証券もCFDでは有名です。取扱い銘柄は証券会社によって異なりますので、参考までに。

株価指数(日本225、米国30、イギリス100、ユーロ50、ドイツ30、米国S500  etc)
商品(原油、金スポット、大豆、コーン、天然ガス etc)
米国株(Amazon、Apple、Facebook etc)
中国株(テンセント・ホールディングス、中国工商銀行 etc)
ETF(米国ⅥブルETF、米国ⅥベアETF etc)

CFDでは、上の一覧からも分かる通り様々な銘柄が取引可能です。

取り引き可能な銘柄数でみるとくりっく株365よりもCFDの方が圧倒的に多いです。ただ、取り引き銘柄があまり多すぎてもどれを取引したらいいか分からないという人も多いのではないでしょうか。そう考えるとまずは、株価指数だけ取引したいということであれば、くりっく株365だけでも十分です。ですが、後で説明しますがくりっく株365のほうが、資金がたくさん必要でリスクも高いので注意が必要です。

しかし、既に米国株を持っていて自分の持っている銘柄のヘッジをしたいということであれば、それの取引が可能なCFDを選択する必要があります。

最大レバレッジの違い

最大レバレッジもくりっく株365とCFDで異なります。

くりっく株365は20~30倍のレバレッジがかけられます。それに対しGMOのCFDでは個別株で5倍、株価指数で10倍、商品で20倍のレバレッジとなっています。

くりっく株365は東京金融取引所に上場する商品のため、どの証券会社でも同じ仕様で取引されています。それに対しCFDは各証券会社が個別に仕様を定めていますので最大レバレッジは証券会社ごとに異なります。実際に取引する場合は、使用する証券会社のサイトで必ず最大レバレッジの確認をしましょう。

取引単位の違い

取引単位が異なります。

くりっく株365:1枚(日経平均 × 100円
CFD:取引する銘柄により異なります。株価指数であれば1×10(日経平均 × 10円

例えば、日経平均が20,000円のときに購入し、その後20,100円になったとします。このときのそれぞれの損益は、以下のようになります。

  • くりっく株365:100 × 100 = 10,000円
  • CFD:100 × 10 = 1,000円

くりっく株365は×100円なので、少しの変動で大きな利益が出ます。反対にいうと少しの下落で大きな損失を抱えてしまいます。CFDは少しの変動では利益が少ないですが、損失も少ないという利点があります。

手数料の違い

くりっく株365は1回の取り引きに手数料が150円程度(証券会社により異なります。取引する証券会社で確認してください。)かかります。これは買う時と売るときにそれぞれかかりますので、往復で300円ちょっとかかる計算ですので、注意が必要です。スプレッドもCFDより広く設定されています。そのため、スキャルピングのような短期間で売買するトレード向きではありません。

CFDの手数料は、業者によって異なります。GMOでは無料です。(スプレッドのみかかります)

また、くりっく株365は円での取り引きです。損益の1円×100円がそのまま利益になります。それに対しCFDは為替の影響を受けます。

例えば、NYダウ(米国30)を取り引きする場合、CFDでは1×10×為替レート(USD/JPY)となります。これにより、購入するときは円高、売却するときは円安の方が望ましいですね。そうそう都合よくはいかないので、為替が大きく動くと利益が目減りしたり、、、

CFDは為替レートの影響を受けるということも覚えておく必要があります。

まとめ

どちらを選択したらよいかは一長一短ですが、資金が少なく損失が怖いならCFDを選んだ方がよいです。スプレッドも狭く手数料もかからないので、少ない資金で始められ初心者向けです。

しかし、取り引きに慣れてきて大きなロットで取り引きしたいなと考えたとき、ロットを上げるというのは、思っている以上に心理的な負担が高いため、少ない枚数で取り引きできるくりっく株365もおすすめです。ただし、手数料やスプレッドが広いというマイナス点があります。仕様変更により、長期保有ができなくなるということですので、長期保有しようと考えている方は注意が必要です。

とはいえ、為替の影響を受けないということが、くりっく株365の大きな利点ではないでしょうか。損益の計算も比較的容易です。資金に余裕がある人で、スイングトレード派(日々の細かい株価が気にならない)の人はくりっく株365で、大きな利益を狙ってみてもいいかもしれません。

CFDでは、商品や株価指数等いろいろなもの小額から取引可能です。しかし、レバレッジを利用した取引のため、相場の状況によっては大きな損失を被る場合もあります。取引枚数(ロット)や損失額を正しく把握してから、はじめましょう。

以上、くりっく株365とCFDの違いについてでした。参考までに。

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