tsumiki証券ってどんな証券会社?ということで、簡単にまとめました。アイキャッチ画像は、tsumiki証券様のHPです。参考までに。
tsumiki証券とは?
どんな証券会社?
まずはじめにEPOSカードで購入できる投資信託は、tsumiki証券株式会社というところが管理しています。tsumiki証券とは?あまり聞かない証券会社ですよね。この会社は2018年2月に丸井グループが100%出資して設立した会社です。資本金は1億円(2018年3月末現在)とのこと。
丸井グループは、昔からある百貨店でEPOSカードをみてもわかるように金融に強いイメージのある会社です。また、tsumiki証券は日本投資者保護基金に加入しており、もし証券会社が経営破たんしてしまったとしても1,000万円まで補償を受けることができます。
ひとまず、自己資金を預ける会社として不足はないかなと感じます。
tsumiki証券の名前は「コツコツと自分のペースで、楽しく積み上げていく」ということから名付けられたそうです。
どんな人向け?
とにかくこのtsumiki証券さんは、初心者向けです。4つの投資信託の積み立てのみが行える証券会社です。
社会人になりたてで、少しずつ投資をしてみたいけど、投資ってどんなものか分からない。投資をはじめたいけど、何から手を出せばいいか分からない。時間がなくて、投資の勉強をしている暇がないけど、少額でいいからひとまず、なにか投資をしてみたい。という方。そんな方にはこのEPOSカードでtsumiki証券の投資信託の積立をはじめてみるといいかもしれません。
EPOSカードが必要になりますので、すでにEPOSカードを持っている投資初心者の方にも投資の入り口としては、よいと思います。
また、tsumiki証券はマルイの実店舗で投資についての相談ができます。ほとんどのネット証券では、電話やメールでの問い合わせやチャットでの対応となりますので、少額(最低3,000円)からはじめられて、実店舗でも相談できるというのは、利点ではないでしょうか。
マルイのお店でセミナーやイベントも開催されていますので、これから投資をはじめたいと考えている若い方は、まず相談やイベント等に参加してみるのもいいかもしれませんね。
お友達と一緒に投資について勉強してみてはいかがでしょうか?
tsumiki証券さんのブログがあります。投資をはじめて実施してみた方の体験談等も載っていますので、興味のある方は覗いてみるといいと思います。
反対に自分でファンドを厳選して好きなものに投資したい!少額ではなく、大きな金額を取引したい!!という方は、tsumiki証券では不足を感じるかもしれません。
そんな方は、すでに初心者の域は超えていると思いますので、豊富な商品から選択できるSBI証券や楽天証券やauカブコム証券等の証券会社に口座を開設することをお勧めします。
どんな投資信託をいくらから購入できるの?
tsumiki証券で購入できる投資信託は以下の4つです。すべて簡単に各商品の特徴をまとめてみました。購入に必要な費用は、各投資信託ごとに3,000円から積立可能です。合計で最大5万円までです。
取扱商品 | 商品の特徴 |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債権に分散投資を行います。投資対象にS&P500に投資運用しているインデックスファンド(*1)が組み入れられていることも特徴の一つです。投資比率は株と債権がそれぞれ50%です。手数料がtsumiki証券で購入可能な商品の中では最安です。 |
セゾン資産形成の達人ファンド | アクティブファンド(*2)です。世界30カ国以上の株式に分散投資可能です。長期視点にたった運用スタイルのファンドです。先進国から新興国まで幅広い地域への投資が行われていることが特徴です。またファンドを投資先としていることも特徴の一つです。近年は情報技術やヘルスケア部門への投資比率が上位を占めています。 |
コモンズ30ファンド | アクティブファンド(*2)です。投資の目線は30年、投資銘柄も30社、企業との対話を重視しているファンドです。主に日本の企業が投資対象となります。資生堂や楽天へ長期的な投資を行っているファンドになります。 |
ひふみプラス | アクティブファンド(*2)です。「ためて、ふやして、進化する。」がコンセプトの商品です。主に日本の成長企業に投資がおこなわれます。成長企業を発掘し、株式市場の変化に柔軟に対応しながら、資産の運用が行われています。 |
*1 インデックスファンドとは?
日本の日経平均株価のような株式指標と同じような動きをするように作られた投資信託のことです。株式指標は、NYダウやS&P500のような米国株式に連動するやイギリスやドイツの株価に連動するものなどがあります。
*2 アクティブファンドとは?
インデックスファンドとは異なり、株式指標以上の成果をあげようとするファンドのことです。実際の運用では企業の調査等を行うため、比較的手数料が高い傾向にあるようです。
以下は各ファンドの紹介動画です。参考までに。動画だとより分かりやすくてよいですね。各ファンドともに色々な特色があります。
投資をはじめようとしている方は、自分のお金を預ける会社ですから、よく確認し目論見書や最近の運用状況や成績のレポートもチェックすることをお忘れなく!!
目論見書のみかたは、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
tsumiki証券についてでした。tsumiki証券で選択可能な投資信託は4つです。たった4つ?と思われる方もいるかもしれませんが、投資初心者にとっては4つでも迷うところです。1,000も選択肢があったら、どこに投資すればいいのか全くわかりません。
これらの4つの投資信託は全て「つみたてNISA」対応の投資信託です。tsumiki証券がつみたてNISAが可能な投資信託から厳選した商品を選択したということになります。運用成績を見ても、すべての投資信託が5年間の運用成績では、プラスとなっていました。
分散性からいっても、債権、株(世界、日本)と分散されています。2020年現在コロナショックにより、株価が大幅に下落してしまいました。まだ、しばらく下落相場が続く可能性もありす。しかし、長期投資を考えた上では、これはチャンスであるともいえます。これから投資を始めようと考えている方は、まずは余裕資金で少額からはじめてみてはいかがでしょうか。
興味のある方は、以下のtsumiki証券さんのWebサイトを訪れてみてください。
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