株式投資の基本中の基本。権利付き最終日と権利落ち日についてです。投資メモ。
テクニカル分析はデイトレードをする人は重要ですが、バイ・アンド・ホールドする人はそれほど重要視しなくてもよいのではないでしょうか。株式投資をするからには、頻繁に売買したい!!という人はテクニカル分析も必須です。
バイ・アンド・ホールドする場合は、まず財務分析や権利落ち日、信用倍率とかをまず勉強しましょう。その後テクニカルへ。
投資は奥が深いのでいくら勉強しても次から次と新しい発見があります。
権利付き最終日&権利落ち日とは?
- 権利付き最終日とは、この日までに株を買っておけば、配当や株主優待の権利を得られるという日です。
- 権利落ち日とは、配当や株主優待を得られる権利がなくなる日のことをいいます。そのままの意味ですね。
実際に株を購入する場合は、証券会社のサイトで権利落ち日を確認しましょう。その権利落ち日の前日までに株を購入する必要があります。
余談ですが、2019年7月より株の受渡日が3営業日後から2営業日後に変更になりました。そのため、権利確定日が1日短縮されたことになります。以前は、株を購入してから決済までに3日かかっていましたが、これが2日に変更になりました。背景としては、国際競争力の強化(他国では2営業日後が多い)と利便性の向上が目的のようです。
もし株主優待を目的に株式投資を行いたいという人は、この株の受渡日が短縮されたことで、権利落ち日が変更となっている可能性がありますので、株を購入する前に権利付き最終日を必ず確認しておきましょう。(※2019年7月現在では、証券会社各社の情報更新が未対応の可能性があります。権利落ち日に株を売却したいと考えている方は、要確認です。)
まとめ
株式投資を行う上で、権利落ち日と権利付き最終日は覚えておきたいですね。権利落ち日を境にガクっと株価が下がるところも多いので、権利落ち日を狙って購入するのも作戦の一つになると思います。その場合、配当を得られる権利は次の決算発表後となってしまいますが、、、
もちろん、この理論に当てはまらない株もたくさんあります。権利落ち日後も上昇を続けたり、権利落ち後に急落して下げ止まらなかったりする株もあったり。必ずしもこうなる!というわけではありませんが、知っているのと知らないのでは、立てられる作戦も変わってきますので。
ホールドしたいと思っている株なら、いつ買っても問題ないとは思いますが、長期で保有する場合でも株式投資をする以上、値上がりも期待したいところです。参考までに。
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