信用取引の品受とは?

株式投資

株式投資メモです。信用取引では品受と品渡という言葉があります。今回はこの「品受」に着目して紹介しています。品受ってどんなときに使うんだろう?という素朴な疑問シリーズです。

ちなみに品渡は、つなぎ売りとかでよく聞きます。証券会社でも分かりやすく説明されていますので興味のある方は、そちらで確認してみてください。(信用取引の売り建ては逆日歩が付く場合があります。なので、手数料の仕組みを正しく理解してから取引したほうがよいと思います。使い所を見極めた上で取引しましょう。余談でした。)

信用取引の「品受」とは?

品受とは、現渡しとも言われ信用取引の決済方法の1つです。信用取引で信用買した株を現金を支払い現物株式を受け取ることを品受といいます。

例えば

1.信用買で1,000円の株式を100株購入

2.1の数日後に品受し、1,100円の株式を現物株として受け取る

このときの現物株の取得日は1の信用買した日となります。また、基準価格は1の基準価格に各種手数料を加え再計算された価格が現物株式の基準価格となります。

※信用取引には、手数料がかかります。手数料は、証券会社ごとに異なります。取引前に必ず確認しましょう。

信用取引の品受の使い方

信用取引で買った株をなぜ現物株として受け取るのでしょうか?その理由は主に以下のようなものがあります。

信用取引の返済期限のために品受をする

信用取引には、制度信用と一般信用があります。2019年現在、信用取引も制度の見直しが進み、一般信用取引では期限が無期限でOKという証券会社も出てきました。

しかし、一般信用は証券会社が銘柄を決定するため、一般信用で取引できない銘柄を制度信用で取引したい場合があります。制度信用は返済期限が6ヶ月と決められています。そのため、制度信用で信用買を行った場合、6ヶ月後には必ず返済しなければなりません。

6ヶ月以内に自分が想定した株価まで値上がりしていればいいのですが、6ヶ月の期限が近づいても自分が想定した株価まで値上がりしていない場合があります。

こんな時、資金効率を考えるなら損切りし売却したほうがよいのですが、損切りできない場合、塩漬け株として品受(現物で受け取る)します。

こうすることで、決済しなければ、実現損益としてはマイナスとなりませんので、値上がりするまで引き続き持ち続けることができます。

現金がない時の代替手段として使用→品受

株を購入する場合、お金が必要です。しかし、信用取引では代用有価証券という制度があり、証券口座に現物株式を持っていると、それの金額の何割か(だいたい8割)を有価証券として代用できます。

そのため、購入したい株式がある場合に現金がなくても、代用有価証券を利用し信用取引で株を購入することができます。これを利用することで、チャンスを逃さず株を購入することができます。

その後、現金が用意できたタイミングで品受します。

現物取引より、信用取引の方が手数料が安い証券会社が多いため、場合によっては、この方法を利用することで、やや安い手数料で取引できる場合もあります。(大口取引の方)

しかし、信用取引では日毎に金利を支払わなければなりません。場合によっては、現物取引で直接取引したほうが、手数料が安いので注意が必要です。

まとめ

信用買の株式を現物として受け取れる品受についてでした。

信用取引は自分が持っている以上のお金を動かせるので、チャンスを逃さず取引できる反面、金利や手数料を支払わなければならず、理解していないと思わぬ損失を被ってしまいます。

お金がなければ、株を買うべきではないと思いますが、メリット・デメリットともによく理解し自分のコントロールできる範囲で株式投資を行いましょう。

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