FXでメキシコペソ/円を運用するにあたって気になるのが、今後政策金利がどうなるのか?経済状態はどうなのか?ではないでしょうか。今回はメキシコの経済状態についてまとめてみました。
メキシコペソの政策金利の変化
過去10年ほどのメキシコの長期金利の推移です。一番低いところで年率3%という感じですね。3%だと少ないと感じるでしょうか?100万円で3万円です。銀行の利率は現在0.001%です。豪ドル円でスワップポイント投資をされている方も多いようですが、豪州は1.5%です。それに比べたら、3%という数字は大きな数字ではないでしょうか。
※上記チャートは外為どっとコムさんから参照させていただきました。外為どっとコムは、情報量が豊富です。
メキシコは、新興国ですので今後も金利の上昇や下降は、それ相応に行われると思います。政策金利の変化は、為替レートやその他の金融商品(株等)とも密接に関連してきますので、金利がどう動いていくのかは、今後も注目が必要ですね。
ちょっと素朴な疑問。なぜ新興国は政策金利が高いのでしょうか?以下の記事にまとめました。よければ、こちらもご覧ください。
メキシコの経済状況
では、2019年3月時点のメキシコの経済状況です。
※三菱UFJ銀行の経済情報やニュースを参考に簡単に概要をまとめました。レポートを直接読みたいかたは、三菱UFJ銀行さんのサイトへどうぞ。
メキシコは、2018年12月に新たにオブラドール政権が発足しました。このとき少し話題になりましたよね。新政権では、最低賃金の引き上げやインフラ投資等の政策を打ち出しています。
しかし、その一方で簡単な住民投票の結果で、メキシコシティの新空港の建設を中止しました。この決定は、経済界に大きな衝撃を与えたようです。これにより、格付け会社による格付けが「アクティブ」から「ネガティブ」へ。GDPの成長率予測も+2.0%へ引き下げられました。(もとは2.5%だった)
消費者物価指数は、やや低下。雇用はほぼ横ばいとのこと。
貿易収支、経常収支は、赤字幅拡大とのこと。(参考:日本は、貿易収支がたまに赤字になることはありますが、経常収支はプラスです。)
為替は、現在対ドルで19ペソ付近。政策金利は、消費者物価上昇率が目標に向けて、低下傾向であることから、利上げを見送っていましたが、昨年11月のペソ安の懸念を受け、8.25%まで引き上げられました。
株価は、経済成長率の引き下げを受けて、42,000前半まで低下しています。
今後注目したい点
トランプ大統領のメキシコに対する政策。
メキシコは、米国が最大の貿易国ですので、米国と対立すると貿易にも影響がでます。引き続き米国との関係については、注視していきたいです。
米国の利下げによる影響。米国で利下げが行われると米国ドルの魅力が低下するので、新興国への資金の流入が期待され、通貨価値が値上がりするのでは?との話題があります。
ただ、利下げする=景気減速との関係もあり、必ずしも米国が利下げしたからといって、メキシコによい影響があるとも限りません。
まとめ
こうやってみると、まだまだこれからの国だなっていうことがよく分かります。
しかし、メキシコは私達個人投資家は、スワップポイントという恩恵を受けていますが、その国自体はまだまだ不安定であり、今後も注意してみていく必要があることを感じますね。
最新のレポートを確認しました。(2019年6月分)メキシコの経済状態の最新は以下の記事からどうぞ。
コメント