REIT(不動産投資信託)ってどんな投信?

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ここ数年よく聞くようになったREIT(リート)についてです。簡単にREITってどんな投資信託なのかまとめてみました。

REIT(不動産投資信託)とは?

投資信託は投資家から資金を集め、ある一定の商品に投資を行います。REITとは、それらの商品の中でも不動産に投資し、賃料収入や不動産の売却収入などで得られた利益を投資家に分配する投資信託です。

REITに投資するメリット

不動産投資は昔からある投資手法ですが、実際に自分で行うには手間が掛かったり、大きな資金が必要なため、リスクも大きいです。しかし、REIT(不動産投資信託)に投資した場合、実際の不動産は専門家が運用してくれるため、自分で運用を行う必要がなく、小さな資金で不動産への投資を行うことができます

また、自分で不動産の運用を行う場合は、売買したいときにすぐ売買できるとは限らないため、流動性が低いですが、REITは投資信託のため、いつでも売買することができ、一定の流動性があります

その他にも不動産へ投資しているため、賃料は値下がりしにくく、分配金の減少リスクが他の商品に比べ低いというメリットもあります。2019年現在、REITは配当金が株式投資よりも高くなっています。これは、賃料等によるインカムゲインが多く得られていることが大きいです。

参考:東証REIT指数と東証株価指数(TOPIX)の変遷をみてみるとほぼ同じような動きをしています。そこで配当込みの指数をみてみると、東証REIT指数の方が東証株価指数(TOPIX)を大きく上回っています。これをみるとREITはインカムゲインが大きいことがよく分かります。

J-リートの総合情報サイトです。Jリートについて詳しく知りたい方は、こちらでご確認ください。(https://j-reit.jp/

REITに投資するデメリット

上ではメリットについて説明しましたが、デメリットもあります。投資には必ずリスクもあるということは理解しておく必要があります。

REITでは、手軽に不動産に投資できる反面、現物をみて投資を行っている訳ではありません。そのため、どのような物件を投資対象としているのかわかりにくいという点があります。

また、リートの投資法人が業績の悪化により廃止となるリスクもあります。2019年現在日本では、2020年にオリンピックを控え、国内の不動産はとても好調で不動産投資信託も大きな利益が出ています。リートの投資法人も乱立しているように思えます。しかし、不動産も値上がりするときもあれば、値下がりもします。賃料が大きく下がらなくても空室リスク等で価格が目減りすることがあることは、考慮しておく必要がありそうです。

まとめ

REIT(不動産投資信託)について簡単にまとめました。国内のリートは2019年現在とても好調で人気もあります。ただ、2020年度以降不動産価格が、どのようになっていくかは注目する必要があるのではないかと思います。

とはいえ、不動産投資に興味があるけど、なかなか現物で取引する勇気がないという人は、REITで不動産投資を行ってみるのもいいかもしれません。REITを投資対象とする場合、分散投資も兼ねて東証REIT指数に連動するインデックス投信がおすすめです。

投資信託を購入する場合、REIT(不動産投資信託)一択というのは、やはりリスクも大きいです。株式や債権も含め、ポートフォリオの一部としてREITを組み入れてみてはいかがでしょうか。

 

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