ちょっと雑談。我が家ではOandaJapanのRESTAPIを利用し、リピート注文を行うプログラムを自作し稼働させています。OandaのAPIの前はMT4のEAで稼働させていました。その運用があと数ヶ月で1年になります。
これ↓
まだ運用開始から1年経っていませんが、もう少しで1年経ちます。そこでリピート運用してみた所感です。
我が家のリピート系トレードでは、豪ドル円での運用となっています。現在の豪ドル円の月足チャートは、以下のような形です。
このチャートをみると、2018年の1月頃から、右肩下がりなのが分かります。2019年1月にはフラッシュ・クラッシュが起こっていますね。そんな中リピートトレードを続けて来ました。
その結果、現在の評価損益は-25万円くらいです。大きくはないですが、小さくもない評価損かなと思っています。リピート系トレードでは、上がったり、下がったりするレンジ相場に強く、片方向に動くトレンド相場には弱い傾向があります。特に下降トレンドの場合、利益確定が行われないので、どんどん評価損失が膨らんでしまいます。
とはいえ、多少の上下動はしていますので、利益も10万円程は確保できており、利益率も8%程度です。利益率が8%って聞くと、結構いい成績では?と思いますが、評価損失は-25万ですからね。現在トータルではマイナスです。リピート系トレードって、損失に耐えれば耐えた程、上昇したときには大きな利益になります。なので、ちょっとくらいの評価損失には、ビクともしない精神が必要です。
一番大切なのは、資金管理をしっかり行い、ロスカットされないようにできるだけ長く続ける!!これに尽きるのかなと考えています。
また、リピート系トレードって、プラスになっているときはいいですが、評価損が発生していると、簡単に資金を引き上げられない状況が続きます。なので、あくまでも余裕資金で行うのがよいです。3年後に必要なお金をリピート系のトレードで貯めたい!!っていうのはちょっと心配かなと思いました。10年後とかなら、恐らく大丈夫かもしれません。20年後に必要なお金なら、相場の波が一巡していそうなので、きっと用意できる可能性が高いでしょう。
相場は波があるので、必ずしも自分が思ったとおりには動いてくれません。それを理解した上で、長期的な目線でリピート系のトレードをする必要があるなと約1年運用してみて感じました。
現在、豪ドル円は、ひとまずの底に近い形となっています。ここで踏みとどまって再上昇してくれれば、豪ドル円のリピート系トレードの先行きは明るいです。しかし、豪州は再利下げの可能性も?という話題もあり、そんなに簡単には上昇しないのかなというのが、正直なところです。
よって、リピート系トレードは、日頃の損益に一喜一憂せず、長く続けて行きたいです。長く続けることで、評価損を利益が上回れば、投資としては合格点かなと考えています。しかしこれから始めるのは、あまりおすすめ出来ないかなという感じです。もし始めるなら、底を打ったことを確認したあとかもしくは、右肩上がりもしくはレンジの通貨(売りなら右肩下がり)で始めることをおすすめします。そうでないと、評価損失が拡大の一途をたどるので、それなりの資金力が必要になります。
我が家で運用しているのは、あくまでも自作プログラムなので、マネースクエア様とかで実施できるトラリピやアイネット証券様のループ・イフダン等とは異なります。しかし、リピート系トレードとしての大きな流れは同じなのでは?と思いますので、これからリピート系トレードを始めようかなと思っている方は参考にされてください。
有名ブロガーの方は、色々な通貨ペアで運用している方もいらっしゃいますが、資金に余裕がないとロスカットの危険度も高いので、十分に注意して自分のコントロールできる範囲での運用をオススメします。
以上です。
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