スワップポイントを複利運用してみよう!!

スワップポイントを複利運用 FX
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私はFXでメキシコペソ/円(MXN/JPY)をスワップポイント目的で投資していますが、今回はスワップポイントを複利で運用する考え方やそのために必要な口座のタイプについて紹介します。

スワップポイントの複利運用とは?

そもそも複利とはどのような考え方でしょうか。

100万円を運用し1年間で10万円(10%)の利益があったとします。翌年は110万円で運用し11万円(10%)の利益を得ます。その翌年121万円を運用し、約12万円の利益を得ます。

このように、運用で得た利益をさらに運用し、雪だるま式に利益を増やしていくことを複利運用といいます。複利運用を行うことで、単利(毎年100万での運用)で運用を行うより効率よく資産を増やすことができます。

複利と単利で100万円を10年間運用した場合の利益を比べてみましょう。年利は10%とします。

複利:10万円+11万円+12.1万円+13.3万円・・・・=159.4万円
単利:10万円*10=100万円

単利の場合と複利の場合で、元は同じ100万でも、10年後の資産の増え方がこれだけ違います!!どうしてもお金が必要な場合は仕方がありませんが、できるだけ複利で運用したいですね。

利益がでると引き出したくなりますが、そこはぐっと我慢して、5年後10年後にまとまったお金が入ることを期待して運用を続けましょう。そうすることで、トータルとしては大きな利益が得られます!!

スワップポイントを複利運用してみよう!!

では、具体的にどのように複利運用を行うかです。

利益が○円になったら、○通貨追加するか計算しよう!

複利運用するには、得た利益を再投資しなければなりません。なんか利益が増えてきたからとやみくもに取引通貨数を増やすのは危険です。いつの間にかロスカット価格が上がっているかもしれません。1度は必ず計算して、おおよその金額を算出しましょう。

最低必要証拠金=取引通貨数*現在の為替レート*4%(*1)

*1 レバレッジ25とした場合、1/25で取引可能です。そのため1/25=4%を乗算します。

最低必要証拠金は、上の式で求められますが、この式だとレバレッジが25倍掛かった状態です。この価格で買いましを行うとロスカット価格が大幅に跳ね上がってしまいます。

以下の記事の「レバレッジはどのくらいかければよいか?」でも紹介しましたが、レバレッジや運用通貨数を決める場合は、ロスカット価格も考慮に入れたほうがよいです。

メキシコペソ/円のスワップ投資で1ヶ月1万円を得るには?
ここでは、実際にメキシコペソ/円をスワップポイント目的で投資する際の資金管理について、1ヶ月1万円の利益を得るには、どのくらいの資金が必要か?ということに視点をおいて説明します。この記事は「メキシコペソ/円(MXN/JPY) でスワップポイ

単純に1万通貨購入した場合、為替レートが1円下がると1万円の損失です。そのため、「現在のレート – ロスカット価格」(○円まではロスカットされずに保持したい!と考えている価格)を算出し、その金額✕通貨数で、ロスカットまでの必要資金を算出します。

ロスカット価格までに想定される損失額 = (現在の為替レート – ロスカット価格)* 取引通貨数

そうした上で以下の式で求められる金額がほんとうに必要な証拠金額となります。

必要証拠金 = ロスカット価格までに想定される損失額 + 最低必要証拠金額

少し分かり難いかもしれませんので、例をあげました。

例)現在の為替レート = 5.8 円、ロスカット価格 = 4.5円、10,000通貨買い増す場合

最低必要証拠金=10,000*5.8*4% = 2,320円
ロスカットまでの損失額 = (5.8 – 4.5) * 10,000 =1.3 * 10,000 = 13,000円
必要証拠金 = 13,000 + 2,320 = 15,320円

この例では、15,320円の利益がでたら10,000通貨買い増すことで、今までのロスカット価格と変わらず、複利運用できることになります。

いろいろなサイトで○万円で1万通貨買うと安全~とかなっているのは、このような計算をしているからですね。ウソを書いてる人はいないと思いますので大丈夫だとは思いますが、よく理解していないのに人の言葉だけを信じて、資産運用するのは危険だと思います。

投資をするときはよく理解してから!!これが基本です。

上の例は、為替レートが5.8円の場合です。為替レートによって、また口座の最大レバレッジによっても必要な証拠金額は変わってきます。為替レートが大きく変動した場合は、再計算が必要になります。

昨年(2018年)はトルコリラ/円の急激な為替レートの変動により、一部のFX業者では最大レバレッジが25倍から、12倍程度に引き下げられました。

急なレバレッジの変更や為替レートの急変にも慌てず対処できるように、資金管理はしっかり行っておきたいですね。

目標は立てたほうがいい?

少し余談ですが、複利運用を行う上で、資産運用の目標は立てたほうがよいか?ということを考えてみました。通常のFXの場合、目標を立てるとその利益に到達しないと焦りが生まれて、トレードするべきでないところでエントリーして、損失が拡大することがあるので、目標を立てるのはあまりよくないと考えています。

しかし、スワップポイント目的のFXトレードに関しては、ある程度目標を立ててもいいかもしれません。1日○円というのが、ほぼ決まっているので、目標は立てやすいです。ただし目標を立てる場合の注意点として、政策金利は一定ではないということです。今年8%だったものが、来年は1%になってしまうかもしれません。またスワップポイントはFX業者が決定していますので、FX業者の経営方針によって、スワップポイントの引き下げが行われると想定していた利益が得られないことが考えられます。

長期目線で考えることは必要ですが、必ずしも5年後、10年後に現在想定した通りに資産が増えているとは限らないということは、念頭に入れておきましょう。

投資はどの商品でもそうですが、10年後に必ず300万円!!というように利益を確約することは、誰にもできません。もしそのようなことをうたっている投資商品があれば、詐欺を疑ったほうがいいと思います。

複利運用するために必要なFX口座の条件

スワップポイントを複利で運用するためには、スワップポイントを再投資できることが前提です。ほとんどの業者が再投資できるようですが、FX業者によってその方法が少し異なります。口座を開設しようと考えているFX業者のサイトでよく確認してください。

ここでは、メキシコペソ/円のスワップポイントが大きいFX業者について、口座の特長をまとめました。スワップポイント投資を始める際の参考にしてください。(※2019年3月現在)

FX業者名 口座タイプ 説明 確定申告の要否
セントラル短資FX 毎日口座に入金され、再投資可能 手続き不要で毎日FX口座に入金されますので、その資金で再投資可能です。 必要
みんなのFX 未決済のまま再投資可能 未決済の状態でスワップポイントを必要証拠金として再投資可能です。スワップポイントを銀行口座へ出金する場合は、別途手続きが必要です。 出金した場合必要
LIGHT FX 未決済のまま再投資可能 みんなのFXと同様です。 出金した場合必要
アイネット証券(ループイフダン)

 

スワップポイントのみを出金後再投資可能 ループイフダンで得られるスワップは、比較的大きいですが、ループイフダンでは再投資の考えはないため、手動でスワップを出金し再投資する必要があります。(*2) 出金した場合必要
FXプライム by GMO 未決済のまま再投資可能 未決済の状態でスワップポイントを必要証拠金として再投資可能です。スワップポイントを銀行口座へ出金する場合は、ポジションを決済しなければなりません。 出金した場合必要

*2アイネット証券のループイフダン以外の取引は1万通貨からです。1,000通貨で取引を行いたい場合は、別のFX業者に口座を作成する必要があります。

また、スワットポイントの利益が一定額(*3)を超えると確定申告を行わなければなりません。FXの口座タイプによって確定申告の要否が異なってきます。上の一覧ではセントラル短資FXは毎年確定申告が必要です。

みんなのFX、LIGHT FX、アイネット証券(ループイフダン)、FXプライム by GMOの場合は、口座に出金した際に確定申告が必要になります。詳しくは取引を行うFX業者のサイトをよく確認してください。

他にも色々投資を行っていて、損益通算を行いたい方は、みんなのFX等の口座に出金しなくても再投資可能なFX業者のほうが、自分で申告額を調整できるので使い勝手はよさそうですね。

*3 給与所得者の方は、スワップポイント目的の投資以外にも他のFXや株等で得た利益の合計が20万円を超えると確定申告が必要です。専業主婦やフリーターの方は、利益の合計が38万円を超えると確定申告が必要になります。ご注意ください。

以上、スワップポイントの複利運用についてでした。スワップポイント目的でFX投資を行うのであれば、複利運用についても一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

 

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